博多のどこのお店だったか?忘れてしまったのですが、メニュー表の隅に“うどんもそばも博多が発祥地”なる添書きを見かけ
『牧のうどん』で衝撃を受けた博多うどんに益々興味が湧き
博多駅から南へ1kmほどの住宅街に佇む評判の高い本格手打ちうどん屋へ訪れてみました
風情のある店の造りですが、かけうどん(320円)~とお財布に優しい価格
人気は肉ごぼう(630円)だそうですが、アレンジは自由自在
例えば、他人ごぼううどんをオーダーしたいならば他人(630円)+ごぼう(100円)という具合に高いうどんメニューに+100円でトッピングが可能
さて、口頭でオーダーした後
フリーの出汁昆布をいただきながら着丼を待とうと思っていた所へまずはかしわごはんが登場
出汁がしっかり効いた上品な味わいのかしわごはんは、サイドメニューですが主役級の美味しさ!
相方とシェアするか迷ったのですがお替りしたいほど魅力的な味で、1人1個ずつオーダーして大正解!
そして、遅れる事2,3分。メインのうどんがお出まし!
山菜の彩が綺麗で盛りが美しいのは勿論の事、器も素敵で目にも美味しい一杯に丁寧な仕事が伝わります
しっかり出汁が効いた熱々のうどんつゆを纏った平たいつるつるではなくちゅるちゅるっとしたうどんは
今までに食した事のない舌触りと食感でこんなうどんがあったとは!と衝撃が走ります
そして、その美味しさにも感嘆
七味以外にも味変アイテムは揃い
柚子胡椒
粗挽き唐辛子
粗挽き唐辛子はただ辛いだけではなく旨味を感じる辛さで、少し入れると良いアクセントになりました
海老が好物な相方は“えびかき揚げ(470円)”をオーダーしたかったようですが、生憎この日は入荷が無く終日提供なしとの案内
それではとオーダーしたのは鍋焼き
余談ですが、この日は真夏の最高潮に暑い日
それはともかく中央の卵は塩梅の良い半熟加減でトッピングの肉をすき焼きの様に食すのも美味だったそう
その他、生海苔の磯の風味やごぼう天・春菊などの野菜が入る具沢山な一杯で色んな味が合わさるハーモニーが楽しく
熱々を暑い日に食べる醍醐味を味わえたそう
厨房を囲むL字カウンター席と4名掛け小上がり席×2卓のこじんまりした空間
利用したカウンター席からは厨房の手元がよく見え
釜でうどんを茹で
水で〆るまで
美味しい唯一無二のうどんが出来上がる工程を目の前で拝見でき、味覚だけではなく視覚でも美味しいを楽しませて頂きました
ごちそうさまでした!
さて、『葉隠うどん』を後にし周辺をぶらり散策すると
距離にして600mほどで別の”うどん屋”に遭遇
老舗感が漂う“はかたの味・手打ちの味”と書かれた看板にグッと惹かれるものを感じます!
そして、大通りに出てビル群を眺めながらずんずん歩くと
またもや“うどん”の暖簾に遭遇
『かねいしうどん』から400mほどの距離
姉妹店!?
『かねいし みずほ』から700mほどの距離には、ほっこりうどんとジャンボサイズの海老天入り天むすが美味な『麺処かわべ』
博多駅南周辺は少し歩くだけで老舗感漂う“うどん屋”を何軒も発見でき、“博多うどん食べ歩き”にベストな地域かもしれません!
そうそう、”うどん”といえば、コシの強い“讃岐うどん”が至極!と思っていましたが、それに負けず劣らずの“博多うどん”の味と魅力を知れ
福岡滞在は収穫の多い日々に感じます
他所では聞いたことのない鍋焼き蕎麦が札幌には存在しました!
スープが沸騰した状態でサーブされる鍋焼きラーメン!