高松市中心部の北東端に位置する海沿いの地域“朝日町”は、大部分が海面を埋め立てて造成された土地だそうで
規模が大きな工場も見かけます
営業時間/ 11:00-14:00
定休日/ 日曜・祝日
そんな“高松市朝日町”方面へ自転車でふらりと散策に出かけた際に立ち寄った“手打ちうどんとそうめん”のお店
うどん県の県庁所在地“高松”はうどん屋が多いのは言わずもがなですが、+素麺(そうめん)もメニューのラインナップに並ぶとは希少!
“そうめん or うどん”どっちにしようか!?と、考えながら暖簾をくぐります
厨房の上の壁沿いにずらりと並んだ手書きのメニュー札
そうめんのメニューも冷たいひやしそうめん~温かいそうめん汁までバラエティ豊かに揃い、うどん・そうめん共に大中小の3サイズからチョイス可能
新メニュー or 限定メニュー!?木箱に貼られていた釜玉ならぬ冷卵もどんな味か気になるところ
更に進むと、天ぷらやコロッケに加えメンチカツなどの魅惑の揚げ物コーナーがあり、その先に会計カウンター
口頭でオーダー後、お勘定を済ませます
手打ちうどんも捨て難く迷いに迷った挙句、素麺をお店で食した事が無いという点がポイントになり素麺をオーダー
素麺はオーダー毎に茹でて頂けるようで、番号札を貰い席でしばし待機。その後、番号を呼ばれ受け取った丼は麺とつゆのみ
トッピングは中央の台に置かれた“葱・大根おろし・生姜”を好みで盛ります
更に、他の讃岐うどん屋では見たことがない初見のフリートッピング“昆布とイリコのだしがら”が異彩を放ち
『かじかわ』ならではと呼べる点にもなっている気がします
どのトッピングにも抜かりがない仕事が施されている点も◎
さて、素麺の味はというと、出汁から引っ張り出した時のこの艶感!
一口啜ると、今まで食べていた素麺は何だったんだろう!?と感じる別格の弾力とコシの強さ!その上、滑らかな喉越しで感動的な美味しさ!
出汁も記憶に残る味で、とにかく満足度が高い一杯
家庭で作る素麺とは桁違いの味わいにプロの技を感じました
入店時に”僕はうどんにするよ!”と言っていた相方ですが、オーダーする時に口から出た言葉は”素麺”!
私が素麺にすると言ったので頭がこんがらがってしまった模様
なのですが、相方も素麺に格別な美味しさを感じたそうで、結果オーライ!
無機質な様で木のテーブルと椅子から温かみを感じる店内は、席数が割と多く広々とした空間
“さぬきうどんの文化は、伊吹いりこあってこそ”といわれる伊吹いりこの段ボールが無造作に積まれていたのも印象的
レイアウト同様にカスターセットもシンプルイズベスト
スタッフの年齢層がお若い様に見受けられた事もあり、店全体の雰囲気にスタイリッシュ感が漂っている気がしました
店内の隅に“まさごのそうめん”コーナーもあり、購入も可能
この素麺があまりにも美味しく調べてみると、高松市東植田町で製造されおり約400年の歴史があるそうです
香川を訪れたならば、讃岐うどんだけではなく讃岐の手延べそうめんも強く推奨!
そうそう、『かじかわ』の向かい側は大きな駐車場で、シュロかな!?南国風な木が住宅街の中に忽然と現れるユニークな光景
同じ通りの海鮮料理が美味しいお店
さて、朝日町からすぐ近くの“北浜アリー(北浜地区)”へ
この一画は、古い倉庫を活かしたカフェやショップが建ち並ぶ地域
蔦の葉で覆われた趣のある建物
瀬戸内海に面しているこの地域は、近くにはフェリー乗り場もありフォトジェニックな風景に遭遇できるかも!?と、期待し訪れてみたのですが
想像よりも規模が小さくちょっとズッコケ!
再訪した際は、温かい素麺をいただきました
温・冷からチョイス可能
温かい出汁をよく吸った素麺は、冷素麺とはまた異なる味わい
トッピングの甘さ控えめで柔らかく煮込まれたお肉がイイ仕事しています!
きっと煮麺で油揚げや木ノ子が入っているだろうと相方は予想しオーダーしたそうめん汁は、予想とは裏腹の一杯
具材は豚肉・玉ねぎ・溶き卵で肉そうめんよりもあっさりした味わい
卓上に置かれた丸島醤油(小豆島産)を少し垂らすと、風味がアップし更に美味しくいただけたそう
艶のある美味しい米で握られた塩むすびも美味!
温かい素麺も味わい深く美味ですが、個人的には冷そうめん推し