札幌・東区の苗穂エリアの少し先にある1979年創業ときく老舗のお蕎麦屋さん

先月下旬頃から足元をスニーカーにチェンジし春を感じられるようになった札幌で、豊平川の河川敷サイクリングを楽しみながら出かけてみた先日
札幌・老舗大衆蕎麦屋

色褪せた年季の入る外観から少し草臥れた様な第一印象を持ちましたが、口コミ評価は高く美味しいと信じて暖簾をくぐります
店内の様子

外観同様に年季の入った店内は、入店時は既にカウンター席・テーブル席は満席
“相席になるかもしれませんが”と一言添えられ、小上がり席へとの案内で着席した時の時刻は11時半前
その後、どんどん客は増え相席はもちろんですが待ち客もできるほど
そば処 緑寿庵 メニュー


裏面にもメニューが書かれているとは知らず、オーダー後に発見!
つけ天定食も魅力的ですね
オーダーした蕎麦

相方セレクトは、素っ頓狂な声が出てしまいそうな程のビックサイズの海老天トッピング

横から見ると更にパワーアップした大きさに見える海老天!!
“鰹出汁が効き若干甘みを感じる安心感のある味。

口の中を火傷しそうなほど熱々だった海老天は、ジャンボサイズならではの最後までサクサク感を味わえる部分もあって?。” by相方談

緑寿庵の人気メニューを私はチョイス
※1番人気は冷だましそば
丼一面を天かすが覆い、彩綺麗な緑のホウレン草と蒲鉾のピンクが華を添えます

鰹出汁がキリっと効いたそば汁と合わさる事で何とも言えぬコクと深みを生み出す天かす!
少し試した相方的には海老天そばに比べると油っぽさを感じたそうですが、最初から“だましそば”を食しているならばこんなにたっぷり入っていてもそうとは感じず
ひたすら蓮華を動かしていたくなるほど

そして、綺麗な色で啜り心地抜群の丸い断面の細い蕎麦が合わさり、トッピングはシンプルですが満足度の高い一杯
個人的に蕎麦は冷そばが断然好みだったのですが、札幌は気候的に温かい物を欲し温そばも悪くないと思うようになりました

会計を済ませ店を後にした際に暖簾に書かれていた製粉所が目に留まり調べてみると、1913(大正2)年創業の札幌の老舗製粉所。読み方は三剣(みつけん)
幌加内・沼田産などの道産玄蕎麦を使用した石臼挽きのそば粉を製粉されているそう
周辺の様子

満足な一杯を啜った後は、環状通をどちらの方向に進もうか?

店頭で1周ぐるり

そして、『スシロー』方向へ進むと

同じ敷地内の1軒にロックオン

札幌では『餃子の王将』よりも人気があるかもしれない“ぎょうざとカレーの『みよしの』”系列の蕎麦屋を発見!
格安なイメージの『みよしの』とは打って変わり小洒落た外観

更に隣に目を向けると『ファッションセンター しまむら』も見えますが
チェーン店の飲食店や衣料品店に囲まれ佇む“ビニールハウス”という何ともシュールな光景に遭遇

その後、春の訪れの代表格「つくし」も発見
可愛らしく2,3本が顔を出したのを見つけたかったのですが、まさかのボーボー!

