【北海道・自炊7】春を告げる山菜”行者にんにく” & がやがや獲れる”ガヤ(エゾメバル)”

🇯🇵日本・北海道の旅

雪がとけ桜の蕾も見掛け春の装いが増してきた北海道・札幌で春を告げる山菜を初めて食してみました

行者にんにく

1ヶ月程前からスーパーで見掛ける様になった行者ニンニクですが、高値で手が出ず。ところが先週は1束¥200とお買い得に思い購入

北海道では別名アイヌネギ・エゾネギとも呼ばれる行者ニンニクは、アイヌ語ではキトピロ・プクサ。寒冷地の山間にのみ自生するそうで、春のほんの僅かな期間でしか収穫できない貴重な春の山菜

赤紫の『はかま』と呼ばれる部分に行者ニンニク独特の香りがあり、取り除き調理すると匂いを抑えられるそうですが、にんにく大好き相方のリクエストで極力残し調理スタート

行者ニンニクと卵の炒め物

シンプルにと言えば聞こえが良いですが、春眠暁を覚えず!?最近、だるさが出やすくやる気がなく

溶き卵に塩コショウ・ごま油を小さじ1/2程加えた後、熱したフライパンにオリーブ油をしきふんわり混ぜ半熟の状態の中へ行者ニンニクを入れサッと火を通し完成したお手軽料理

2日前程に作ったおつまみの残りの麻婆豆腐鶏を温め、野菜のおかずを並べて乾杯!

ビールと共にいただいてみると、行者ニンニク特有の香りが鼻から抜けニンニク好きには堪らないおつまみ!若干胡麻の香りを感じる気もしなく、ニンニクでもニラでもなくほろ苦さがクセになり、これから旬の時期を迎え我が家の食卓に登場回数が増えそうです

後方の野菜のおかずの一つは、セロリの浅漬けと味噌とヨーグルトで漬けるお手軽糠漬け風きゅうり

どちらも少しの手間で冷蔵庫で休んでもらえば、すぐに食卓に並べられる万能おかず。セロリは塩・酢・出汁昆布・鷹の爪、きゅうりは同量のヨーグルトと味噌を混ぜ合わせ漬けています

ガヤ(エゾメバル)

さて、続いては北海道ではがやがやたくさん獲れる事から『ガヤ』と呼ばれるエゾメバル。小ぶりなサイズですが2尾で¥50と目を疑う価格で迷わず購入

ガヤの塩焼き

シンプルに塩焼きにしてみました!味は1尾¥25+税とは思えぬ上品な味わいの白身

北海にごり酒 (国稀酒造)

北海道の魚には北海道の酒!と言う訳で、最近ハマっている最北の酒蔵・北海道増毛(ましけ)の国稀酒造のにごり酒を合わせました

にごり酒は甘い口当たりの物が多いと聞きますが、国稀のにごり酒は辛口!しっかりした米の旨味とドライな飲み口、とろみはほぼ無く辛口好きなら虜になる事間違いなし!

アルコール度数が高めの19.2%という所も特徴的

この日は、ガヤの塩焼きの他にきのこ鍋・きんぴらごぼう・レタスのサラダなどで、ほっこり晩酌を楽しみました

黒ソイ

ガヤを購入した日は、北海道の鯛とも称される黒ソイも2尾¥100と激安

ソイの清蒸魚

下処理をした物をキッチンペーパーで包み、更にラップで包みジップロックで密閉し冷蔵庫に保管し、翌日、白髪ネギに熱した胡麻油をジュッと垂らすときの音が食欲をそそる清蒸魚(中華の蒸し魚)風に →清蒸魚風レシピ

構えていましたが想像以上に札幌で越した冬は寒さに怯える事なく、東京の冬よりも数段快適に過ごせました

何よりも目新しい食材が多く、自炊での新たな発見もありで充実した日々

そんな札幌に春の訪れを感じ、色とりどりの綺麗な花が咲く季節は間もなく。散策が楽しい季節でもありますが、まだまだ予断を許さない新型コロナウイルス

不要不急の外出は控えなければ…

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