田園の中の大自然が満喫できる
新十津川温泉ホテルグリーンパークしんとつかわをチェックアウト後に向かったのは
金滴酒造
公式HP※日本語の他英語・フランス語・中国語表記あり
同じく空知中部地方の町”新十津川”にある、明治39(1906)年創業の酒蔵
米と酒が好物の「とつかわ こめぞー」もホテル同様にPRに君臨しています
銘酒はよい水と酒米から
酒の命の仕込み水はピンネシリ(=アイヌ語で男の山の意)山系を源に雪清水が流れる徳富川の伏流水を、米は北海道産の酒造好適米を厳選使用されているという金滴酒造
全体図を撮り忘れたのですが、たくさんの酒がずらりと並んでいました
相方が熱心に酒についてスタッフにお話を伺っている間、私はとつかわ こめぞーに夢中。憎めないキュートなキャラですよね!
酒粕などを使った商品も数種類並び、日本酒を飲まれない方でも興味が湧くグルメがあるかもしれません
甘酒丹切飴などは、これからの季節にぴったり!
金滴酒蔵蒸しケーキは、札幌に部屋を借りた頃にプレゼントでいただき食したのですが、さっぱりしたクリームが中に詰まり珈琲のお供にうってつけの味
さて、数ある金滴酒造の酒の中から、日本酒に最近ハマっている相方がやっとの事で2本決めお会計
その際にレジ横に置かれていた電車のラベルが気になり眺めていると「来年5月に新十津川駅は廃駅に決まったんですよ..」と、スタッフに教えて頂く
豊かな自然に囲まれた新十津川で育まれた金滴酒造
近くを訪れた際に少し寄り道してみると歴史を感じる趣のある佇まいとおいしい物に出会えるかもしれません!
石狩川が流れる橋の袂にある金滴酒造は、おやじギャグばりな”しんとつかわで心呼吸(しんこきゅう)”と書かれた大きな看板が目印!
新十津川駅
酒蔵を後にし、廃駅になると伺った新十津川駅へ
ストーブが駅待合室に置かれ雪国風情を醸し出しています
時刻表を見ると1日1本!しかも、朝10時!!
駅前に置かれていた”とつかわ こめぞー”の顔出しパネルに“日本一早い最終列車が出発する駅”との表記があり、そりゃそうだと納得
哀愁漂うホーム
1953年に”新十津川”として改称し、札沼線(愛称:学園都市線)の終着駅となった新十津川駅。1931年の開業時は中徳富駅だったそう
約89年の歴史に幕が降ろされる来年2020年5月6日
ラストランまでのカウントダウンが表示されていました
カレンダーには毎日利用者の人数を手書きで書き込まれ、土日祝は思いの外利用者が多いのだとビックリ
写真を整理していて気付いたのですが、来駅記念でストラップのプレゼントの文字!見逃してしまいました…
後5ヶ月程でラストランとなる新十津川駅。華々しく有終の美が飾れますように
金滴酒造 商品情報
ひやおろし¥1,500/ きたしずく¥1,528 ※+税10%要
相方が購入した2本はどちらも純米吟醸原酒(辛口)
ひやおろしを既に開け飲んでみたのですが、香り豊かでさらりとのみやすい辛口。おつまみは和洋中問わず何にでもよく合います
きたしずくは、最初にふわっと香りが口の中に広がり余韻が長く残る辛口な味わい。ひやおろし・きたしずく共に甲乙付け難いお気に入りの日本酒に仲間入り!
12月2日より2019年の金滴酒造の新酒販売開始!と、頂いたチラシにあり、後1週間旅の予定をずらせばあり着けたと残念無念
それもこれも毎度の事ですが、事前に調べずに旅を決行してしまう私たちなので致し方なし
雪国のだるまが一番インパクトあり!