北海道の豚肉というと豚丼等のイメージで十勝がパッと浮かびますが
自然豊かで綺麗な空気の羊蹄山の麓“留寿都(ルスツ)村”でも豚肉を育てているそう

そのルスツ産を使用されているという函館の老舗とんかつ屋

電停”宝来町駅”から直ぐの飲食店が並ぶ2階建て長屋の中央。黄色が目印

駐車場も8台完備

テーブル席は4人掛け×2卓のみですが、ゆったりとした小上がり席が4卓並び心置きなく寛ぎながらとんかつを味わえる空間
※お一人様でも広々とした小上がり席利用可能

建物自体に歴史を感じますが清潔感のある店内然り

そして子供の頃のおばあちゃん家を思い出す様な調度品も
ノスタルジックさに拍車をかけます

◆ヒレとんかつ(1,530円~)◆ロースとんかつ(1,430円)を主に
海老フライなどを追加できる◆追加セット+350円~もあり
その他トンカツ以外の◆えびフライ定食(1,320円)◆しょうが焼き定食(1,380円)も揃います

定食以外に◆ロースかつ重(1,380円)◆ヒレかつカレー(1,640円)等もあり

平日ランチタイム(11:30-14:00)は上記のソフトドリンクから1杯無料サービス

トンカツ定食をオーダーするとスタッフから2つの選ぶ項目の案内あり
●2タイプの揚げ方(サクサク or カツレツ)
●トッピングサービス(大根おろし or ゴマ)又は両方

小上がり席は床の間に置かれていました

お茶を注いで啜っていると、まずはサービスのソフトドリンクが登場
雰囲気のある店構えに対しセルフのお茶もですが紙コップでの提供が安っぽさを感じ少々勿体なく思うも
肝心なのはトンカツの味ですからね

“じっくり揚げますので多少お時間がかかります。”との添書きありで
気長に20分弱ほど待ち登場したヒレカツ定食

揚げ方は相方共々カツレツ揚げをチョイス
創業時から変わらず味を守り続けてきた揚げ方。片面ずつじっくり焼くように揚げます。サクサク揚げよりも衣が少なく、しっとりあっさり仕上げます。
添書きにはこのように書かれており和風とんかつと店名に付く由縁に納得

さて断面図を見てみると衣は少ないというか薄い!!
そして一口食べてみると、サクサクの上面と若干肉汁がしみた下面の衣で剥がれやすく肉との一体感にやや欠ける気がするも
柔らかジューシー

2種類のソースの内●みそだれは甘味が強く好みが分かれそう。その他カラシ(個包装)・岩塩なども卓上に用意あり
私見では大根おろし&ポン酢の組合せが1番好みでした!
老舗店な上に独特の調理法で期待値が高過ぎたのか感動薄しも味は良く最後まで美味しくいただきました

尚、食べきれなかった分はパックの準備があり持ち帰り可能

そうそう、小上がり席の隅に置かれていた可愛らしいベビーチェア
メニューには◆お子様ランチ(780円)も並び小さい子供連れの方でも気兼ねなく利用できるとんかつ屋さんですね!

それはそうと現在では知らない日本人はいない“とんかつ”
海外でも寿司やラーメンと共に認知度が高くTonkatsuとの表記を見かけます

そんなトンカツの歴史を遡ると開国間もない明治期にフランスから伝わった料理から派生し生まれたそうで
誕生からまだ100年ほどと北海道開拓史と被りますね
だからなのか!?函館には『とん悦』以外にも老舗とんかつ屋が存在!

函館は海鮮だけではなくトンカツ屋巡りも可能!

食だけではなく長閑な自然を間近に感じる事もでき

海が近い街というのも函館の魅力の一つ

何気に山も近いんですよね、西部地区は!

更に雰囲気満点の古民家をリノベーションした飲食店も点在し
散策し甲斐のあるエリア!
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