雪が降る前の函館は風が強かった事を除けば散策しやすく
初めて訪れた街に興味津々であちこちぶらぶら歩いている時に目に留まった醸造元
使用している味噌が切れたら次はここのを!と思い早数ヵ月。やっと先日その日がやって来ました
函館のしょうゆ&味噌醸造元
海の近くにひっそりと佇む1942年創業の老舗『キッコーカワイチ』
大手企業キッコーマンと名称が似通っていますが
関連性はあるのかな!?
店内の様子
事務所の前の僅かなスペースの商品棚に所狭しと並ぶ商品
ベーシックな醤油や味噌に加え
◆塩・醤油ラーメンスープ(各400円~)
看板にも青文字で書かれていた◆めんつゆ(378円~)
◆行者大蒜の鉄火みそ(486円)等
自社製の醤油や味噌を使用した商品も揃っていました
そして価格表記の一覧が置かれた入口至近の小さな冷蔵ショーケースには要冷蔵商品が並び、小さな空間ですが商品はバラエティ豊か
尚、セット物なども並び贈答品にも喜ばれそうです
店内へ入ると事務所の方から「いらっしゃいませ」との声掛けがあった後はノータッチでゆっくり商品を選べた点も◎
会計時の対応が丁寧だったのも好印象
購入した商品
お目当ての味噌とめんつゆ
小さな酢の物の素をプレゼントでいただきました
パッケージに“原材料に拘り、港町函館でていねいに醸造した”と書かれていた通り道産の大豆と米を用いた米味噌
早速その日の夜に豚汁を作って試してみました!
塩分・甘み共に控えめで円やかな味わいの味噌は風味・香り共に申し分なし。スッキリした味でもあり、そのまま生野菜にディップして食しても◎
めんつゆは未だ試してないのですが、味噌が美味なだけに期待大!!
そして主に函館東海岸に生育しているといわれるがごめ昆布入りの酢の物の素は、そのまま使用できると教えて頂いたのでこちらも近々試すのが楽しみ
冬の函館の道
『キッコーカワイチ』へ向かう道中の路面は、幸いつるっつるのスケートリンクでなく氷の上に雪が積もり幾分歩きやすかったのですが
ちょっと油断をするとすってんコロリン寸前になった事が幾回。雪国育ちではない私にとってはペンギン歩きは非常に難しい
周辺の様子
そんなこんなで足元ばかり見て歩いていた日だったのですが、ふと見上げると爽快な青空と白い雪のコントラスト
『キッコーカワイチ』の斜向かいのお寺のフェンスには、手作りだろうパンダ等のキュートな作品が掲げられ
おさるさんの親子にほっこり
ツバメの親子も味があります!
直ぐ近くの海の風景はというと
勢いよく風が吹き地吹雪が舞い
目にもとまらぬ速さで迫って来る雪たちに思わず奇声を上げてしまいました
そんな晴れ間が広がるも足元が悪く微妙な天候の平日だったこの日
味噌を購入後、宝来町のすき焼き屋(阿さ利)まで割と近いと気付き、もしかしたら予約なしでも席がある?と向かってみたのですがそこはやはり人気店
1時間半待ちならばとの事で泣く泣く断念