宝石を散りばめた様な息をのむ美しい夜景といわれる北海道・函館山の麓に佇む
一軒家のパン屋さん
素朴だけれども惹かれるものを感じる外観
そして、店先の大きなナナカマドの木からの実が
何気無く飾られているのも素敵
どこか懐かしい引き戸を開けると、照明が落とされた店内でまず目に留まったのは道産の様々な種類のジャガイモ!
大の芋好きポテトボーイの相方が芋に夢中になり立ち止りましたが
今回はパンが目的なので私はそのままパンコーナーへ直行
それぞれ添書きがあり、じっくり眺めながら吟味
“北海道産小麦全粒粉25%の香ばしい食事パン!”
こちらも上記と同様のカンパーニュですが、カットされていないタイプ
“有機ライ麦の風味で美味しい!”
ライ麦配合30%のカンパーニュ
“サンドイッチにもピッタリ!”
“ビールとの相性が抜群!”
その他、いちぢくを使用したパンなども並び、柔らかな雰囲気の店主からアドバイスも頂き初訪問なので2種類のみ購入
店内に置かれている商品は見るからに美味しそうなパンだけではなく
芸術性を感じる陶器も並び
私たちはパン目当てでしたが陶器目当ての客層も見受けられ
木の温もりを感じる店内は静寂の中に賑わいもある空間に感じられました
持ち帰ったパンは、トリセツ付き!
自家製天然酵母・北海道産小麦・塩・水のみで作ったシンプルで味わい深いパンです。小麦・WHEEL
北海道産はるゆたか
道東の江別で大事に育てられた春まき品種の“はるゆたか”。塩・SALT
フランスブルターニュ産天然酵母・LEVIN
ルヴァン種
レーズンから起こした酵母を毎日北海道産小麦の全粒粉・塩・水でかけ継いでいる自家製ルヴァン種。水・WATER
函館の水
店主からソーセージやハンバーグなど肉料理に合うパンだと教えて頂き帰宅後にポトフを作った後
合うかな?と思いキッシュも添えてみました
うんうん、どちらのパンも素朴な中に天然酵母の旨味と香りに加え
程よい酸味も感じれモッチリ感もあり食事に合う好みのパン!
翌朝は、肉系ではなく卵料理&マサラチャイと共に
ヨーグルトのトッピングは隣町“七飯産レッドゴールド”の煮りんご!
思惑通り、パン単体が好みの味で何でもマッチ!
四国や九州ではなかなか好みのパンに出会えず、久しぶりに感動的に美味な味に出逢え大満足!!
ごちそうさま
『天然酵母パン tombolo』が所在する元町は
函館の王道観光地ともいわれる場所
メディアなどで目にした事がある風景が目の前に広がり
さながら旅のレポーター気分で街並みを楽しめてしまいます
コロナ禍で閉業や臨時休業されている店もちらほら見かけますが
街並み自体は変わらず魅力的
そうそう、ここにも紫陽花!
冬が迫った函館元町のは、ドライフラワー & 紅葉交じりで神秘的にすら感じました
それはそうと、今期だけか否かは分り兼ねますが
最近の函館の天候は移り変わりが激しく、この日も強い雨が降ったかと思ったら晴れ上がるというのを繰り返した日で
シュウメイギクも困り顔に見えてしまった昼下がり