吉塚駅から徒歩約5分に所在するカラフルで目を引く2階建ての1軒家レストラン
Nanglo Ghar
2Fがネパール料理『ナングロガル』・1Fは韓国料理『石焼 道 TAO』と別々のお店が入るユニークな造り
正面入口ではなく、側面入口の赤い階段を上り
ドアを開けると、ガネーシャが迎えてくれる店舗へ到着
ナングロガル セットメニュー
1F入口至近に野ざらし状態で置かれたメニューを散策途中に見かけ、興味を持ちランチで利用してみました
オーダーしたお料理
干飯・スパイシー肉・じゃがいも・大豆・スライス生姜・ホウレン草・ゆで玉子・漬物
干飯セットは“サマエバジ” or “カザー”の2種類あり、相方は“おすすめマーク”が付いていた方をチョイス
リーフプレート(葉っぱの皿)でサーブされ、福岡に居ながらさながらカトマンズ盆地へワープした気分!
薄くパリパリで煎餅の様な小気味良い食感の干飯(チウラ)と、どれから食べようか迷うほどの種類豊富で盛沢山のおかずたち!
そして、食し始めて直ぐに「カレーのスープと食べるともっと美味しい」とスタッフからの提案があり、ラムカレーのスープのみをサービスでいただき更に豪華なセットに!
全体的に水分の少ない保存食の食材が多い為に顎の力が必要になる料理ばかりですが、初めての味と色んな食感が新鮮に感じられるワンプレート
余談ですが、カザーセットは汁物(じゃがいもと竹子のスープカレー)付き
サラダ・ライス・豆スープカレー・ラム又はチキンカレー・じゃがいものドライカレー・グンドゥルック・トマト漬物・ギー・デザート
※ライス・豆スープカレーなど、お代わり可能
メインはチキンorラムから選べ、個人的にラムが苦手なのですが札幌で食したラムのタルカリが非常に美味だった事を思い出しラムをチョイス
そして、4段階から選べる辛さは”激辛”でオーダー
シンプルなスパイス使いでダイレクトにラムの香りと風味を楽しめるスープには骨付き肉がゴロゴロ入る食べ応えのある一品
そして、激辛だけあり辛さは刺激的ですが、ただ辛いだけではなく旨味もありご飯が進みました
隣の器は、豆スープ(ダル)。日本で例えると味噌汁の様な存在ともいわれる汁物
ご飯と相性の良い塩気が効いたサラサラスープは、スパイスはターメリックだけではないかと思うほどにシンプルな味わい
尚、ネパールでは300種類を超える豆を食されるそうで豆は食生活に欠かせない食材だそう
ご飯の手前に置かれたケチャップの様な赤い物は、トマトの漬物(ゴルベラコアチャール)
トマトの凝縮した旨味にピリッとした辛さも加わる一品は、アクセントになる名脇役
隣は何の野菜かな!?食感が良く美味
その他、切干大根!?ゴーヤ・青菜のおかず+パパド付き
目でも楽しめるワンプレート!
全てのおかずが美味なのは勿論ですが、ライス自体も美味
全体的にシンプルなスパイス使いとあっさりした口当たりで、スパイス料理が苦手な方でも試してみると大ハマりするかも!
そうそう、胃袋に収まった後で姿形はありませんが、デザートはスパイス料理の後に調和するフレッシュフルーツのヨーグルト和え
バランスの良いランチになり、満足度が高かったです!
店内の様子 & 感想
木を基調にした窓の多い明るい店内
異国情緒を誘う香りとBGMで気分だけでもネパールへ飛んだ感あり
そして、フレンドリーな中に丁寧さも感じる目の行き届いたスタッフの接客も好印象で、リラックスしながら食事を楽しめました
階段を下りれば現実ですが、束の間のひと時を十二分に楽しめ大満足
ごちそうさま