道外へ旅立ちたいと常日頃思い描きますが、このご時世
旅の計画を立てる事も侭ならずと思っていた矢先、遭遇したこの看板!
中華そば処 琴平荘(こんぴらそう)
本来は旅館だという山形県鶴岡市の琴平荘。集客が見込めない冬場の閑散期に大のラーメン好きのオーナー掛神氏が、旅館の食堂で中華そばを提供しはじめると口コミで評判が広がり
現在では山形屈指の人気ラーメン店になり、連日大行列!
今年も10月1日から第19季の営業が始まっています
らあめん花月嵐 アリオ札幌店
さて、そんな山形屈指の人気店『琴平荘』とは打って変わり行列もないアリオ札幌のフードコートの一画にある全国チェーンのラーメン店
そうです!ここで山形の『琴平荘』の味を再現されているのです ※らあめん花月嵐の北海道の店舗は現在アリオ札幌店のみ
当店人気No.1と書かれた嵐げんこつらあめんには目もくれず、オーダーはもう決まっています!
一抹の迷いもありません、琴平荘の立て看板に一目惚れしたのですからね
そうそう、肉旨チャーハンも琴平荘とのコラボ?とも思えるポスターですが、チャーハンはらあめん花月嵐のオリジナル
中華そば処 琴平荘 ¥840
さて、オーダー後に呼び出しベルを預かり10分ほどで出来上がりの音が鳴り取りに行くと、綺麗に盛られた一杯がトレーに置いてくれてありました
まず淡麗醤油スープを一口いただいてみると、鶏出汁の中にふわっと香る魚介系の味がありあっさりした中に奥深さがある味わいで
抜群のバランス!
中華そばと呼ぶのに相応しいスープ
琴平荘では自家製麺の加水率50%手揉みちぢれ麺だそうですが、ここは札幌のフードコートにある全国チェーン店
ちょっと惜しい感じの茹で加減と歯に引っ付く感じの食感
豚バラチャーシューは非常に薄く、琴平荘もかと思い調べたら肉厚豚バラチャーシューでした!あれ?どうしたんだろう?
味は良いのに厚みが残念過ぎですが、その一方味玉の半熟具合と味付けが絶妙でトッピングの中で1番光っていました
中華そば処 琴平荘 チャーシューメン¥1,040
チャーシューが薄切りとは知らず相方はこの日は肉気分だったようでチャーシュー麺をオーダーしてしまい
ズッコケ!
とは言え、山形県鶴岡の神懸った味わいの淡麗醤油スープが札幌のフードコートで食せるとは、素晴らしい時代になったとしか言いようがありません
行列ができる札幌のラーメン店というと『彩未』や『信玄』が思い付きますが、それを大幅に上回る数の並びだという『琴平荘』
いつか山形へ旅をした際に立ち寄りたいとは思いつつも並ぶのは勘弁なので、こうして札幌で『らぁめん花月嵐』とのコラボでは食すことができ満足
そうそう『らあめん花月嵐』といえばフリーサービスの“激辛壺ニラ”
琴平荘の中華そばに合わさずに単体でいただいたのですがヤミツキになる辛さが堪りません!
塩分高めですが..
感動するほど美味しいラーメン店が点在するラーメン天国札幌で、わざわざフードコートのラーメンを食べなくてもと思いましたが
山形を旅した気分を少しでも味わえ良き札幌ラーメンランチになりました
本当は久しぶりに食べたくなったお隣の丸亀製麺を目指していたので、次回はうどんをアリオで食べよっと