インドネシアのチキンスープ=Soto Ayam(ソトアヤム)が
久しぶりに食べたいと思ったある日の札幌
ウコンやガランガル・レモングラスにこぶみかんの葉・サラムの葉(daun salam)などは買い置きはなく、札幌の滞在先にあるスパイスと材料で似た料理になる!?
無謀かとも思えたのですが、スパイス4種と骨なし鶏・じゃがいもやトマトなどで調理をすすめると、嬉しいことに近い味に完成!
欲をいえば常備している玉ねぎで『フライドオニオン』を作りトッピングすれば、もっと近い味に作れたかも!? →レシピは最後に掲載
ソトアヤム・リメイク
翌朝はご飯と共に
それでも余ってしまう程たくさん作ってしまい
最後はもやし炒め・トマトのアチャールの残りと共にラーメンにリメイク
現地で食すとビーフンの様な麺が入っている場合が多いソトアヤムですが、今回は抜きで作った事もあり最後に麺で〆れ悦
最近の札幌
さて、暑いと感じ汗ばむ陽気だった先週とは打って変わり、今日は生憎の雨模様で肌寒いを通り越して寒い札幌
昨日・一昨日とバルコニーには桜の花びらが1枚・2枚と舞い込むほどの強い風
近隣の建物の屋上には桜の花筵ができています
桜が咲く前から買い物の道中でよく見かける様になったレンギョウ
遠目で見ると「え!?春だけど紅葉してる木!?」と思ったのですが、近づくとかわいらしい花を咲かせていました
この花は何ていう名前なんだろう?
春らしく感じる様な少し怖い様な…
沖縄風の味噌汁
具だくさんで卵トッピングの入るソトアヤムと似通ったところもある『沖縄のみそ汁風』も最近よく作ります
今回は趣向を変え酒粕も少量加えてみました

沖縄のみそ汁はおつまみにもご飯のおかずにも◎
この日は、沖縄繋がりでミミガーもおつまみに登場
レモン果汁大さじ1・オリーブオイル大さじ1/2・塩ひとつまみ・胡椒で作った簡単ドレッシングで和えたのですが
おいしさ倍増!!
ソトアヤムや沖縄のみそ汁も大好きですが、日本の家庭料理のおつまみも良いですよね
残りは翌日に卵を焼いて定食風に
夜にたくさん作ると楽だけど同じおかずがつづくのが玉に瑕
ソトアヤム風 レシピ
日本で手軽に購入できる材料で
【材料】
鶏肉(胸・もも) 各1/2枚
※丸鶏もしくは骨付きがベストだけれども好みの部位でok
●ターメリックパウダー :小スプーン1弱
●コリアンダーパウダー :小スプーン1.5強
●塩 :大スプーン1/2
●水 :80cc
油 :大スプーン3
◎にんにく 8カケ
◎玉ねぎ 1/2~1/4個 ※バワンメラ4個の代用
1cm幅にカットした葱 15cm ※緑の部分
生姜 親指2つ分
シナモンスティック 1/2本
カルダモン 1粒
じゃがいも・人参・トマト・キャベツの千切り 好きなだけ
ゆで卵
ライム ※マイヤーレモンで代用しました
スパイス・調味料は上記画の木のスープンで計っています。目分量なので表記の量は目安
サジ加減は好みで増減してください
【調理】
① ●印をボウルでよく混ぜ、鶏肉を20分以上漬け込んでおく
② 中華鍋or深鍋に油を入れスライスした◎印を炒め香りを出し、焦げる一歩手前で葱・潰した生姜・シナモンスティック・カルダモンも加え更に炒める
③ ②を鍋の端に置き、水気を切った①を加えあまり動かさずに焼き色がつくまで②を焦がさない様に混ぜ合わせつつ香ばしく焼いていく
④ ③に300ccの水と①の漬け汁を加え5分ほど煮込む ※骨付き鶏ではない為にここでシャンタンを大スプーン1/2加えました
⑤ ④に塩小スプーン1/4・砂糖小スプーン1/2を加え5分ほど煮込み、火を切る
⑥ ⑤を15分程度放置した後、鶏肉だけ取り出し粗熱が取れたら割いておく
⑦ じゃがいも・人参などを好きな大きさに切り⑤に入れ火が通るまで煮て、味をチェックし足りなければ塩や砂糖で調整(あれば塩の代わりにナンプラーを入れても美味)
⑧ 仕上げ。⑦にトマトを加え軽く火が通ったらキャベツの千切りを盛った丼や深い皿に熱々のスープを注ぎ⑥の鶏肉・具材の野菜・ゆで卵を盛付け好みで食べる直前にライムを絞る
※鶏肉は丸鶏を4~8等分にし1/4~1/2羽使用すると無化調で仕上がりおいしさアップ
※②でサラムの葉の代用でベイリーフ1枚を加える・トッピングにバワンゴレンの代用でフライドオニオンを散らすと更に美味
※トッピングに水菜・ネギの小口切りも使用しました

タイで作った際もアレンジ入りで作っていた模様
ソトアヤムはその地方により作り方が多数あり、クリーミィーなココナッツミルク入りやロントン(バナナの葉で巻いてある粽の様な団子)などと一緒に食したりとバリエーション豊か
尚ソトアヤムのサンバル(辛み調味料)は、生唐辛子・にんにくを20~30分茹でペースト状にし塩と砂糖で味を付けたシンプルなサンバル