日本の農業の未来をおおしま屋のおでこちゃん!から考えてみた。

🇯🇵日本再発見の旅

偶然ネット注文にたどり着いた おおしま屋さんなんですが、デコポン以外に色んなリーフレットなどがたくさん入っていました。その中のある一枚の文章に注目したのです↓

私たちは日本で初めて農家さんとお客さんを直接つないだ会社です。

なぬ?

おおしま屋5つの取り組み

を見てみましょう。まずは

1.農家さんの収入を増やしたい
おおしま屋では、相場価格よりも高く果物ごとに固定 価格を設定しているので、「収入が安定したお陰で 後継ぎが帰ってきた」と喜ばれている農家さんも いらっしゃいます。

中間業者が入った場合↓

top5

 引用 農家さんが今、ホームページでネット販売を始めるべき7つの理由〜農家さんの野菜が安くなってしまうのは、上のような流通のしくみがあるから〜

そもそもJAってなんだっけ?

JA=農業協同組合

JAとは、相互扶助の精神のもとに農家の営農と生活を守り高め、よりよい社会を築くことを目的に組織された協同組合

JAは、地域を支える小さな農家が安定して生き残れるように団体化したもの。 生産支援を行い、販路をつくり、生活事業までJAが行う為、会社を営む上での多くの部分をJAが農家の代わりに行っているということになります。 しかし、近年は農家の大規模化により、JAを頼らなくても生産技術を向上させ、販路を開拓し、福利厚生も独自で行うことのできる会社化に成功した事業者が増えてきました。 これからは、JAという存在がどういった役割を担い地域農業に貢献していくのか、こういった点が注目されていくことになる言われています。

引用 JAと農家の関係

2.大小混合、小キズがあっても本当に美味しいものを!

農家さんが一生懸命に育てた果実の2割~3割は見 た目の良し悪しだけで捨てられたり、タダ同然で加 工品に回されます。こういう果実の大半は小キズが あったりサイズが小さい 程度です。 味は一級品と変わらない のに捨てられるなんて もったいない!

本当にその通りだと思う。そう思ってる消費者がほとんどだと思うんですが。。。

最近テレビで余った商品を上手に販売してみると予想以上にお客さんが来るとか映像で流れるケースが増えてきてますね。

3.農家さんの頑張りを伝えたい
フルーツ1個を作る大変さを知っていただくために も、生産者の顔写真とこだわり入りのリーフレットを 商品に入れてお届けしています。 田舎に親戚ができたよ うなお付き合いをお客 様に体験していただき たい。そして、農家さん の一生懸命を知ってほ しいと考えました。

これも良いと思いました。リーフレットの中に○○農園さんから来ました〜とかご家族の写真とコメントまで入っていて個性がわかる作り。面白かったのが以前は漬物とご飯味噌汁だけの貧乏飯だったのが、収入が増えて刺身やお肉も食卓に並ぶようになりましたよ〜嬉しい!などなど。

4.お客様の声を農家さんに届けたい
一般の流通では、お客様の声が農家さんに届くこと はありません。おおしま屋では、生産者とお客様が 直接繋がることで、お客様からの嬉しい声も厳しい声 も全て農家さんに届けます。 電話やハガキで届く毎月数百 件ものお声を励みに、農家 さんはもっと美味しいもの 作りを目指す、という好循環 が生まれています。

この様な好循環が生まれれば良いと僕も思うのですが、これは時代と共に変わること。ネット環境が整ったから急成長できたのかな。

インターネットで言えば口コミですが、最近は口コミにも業者がいることが判明しており良い評価だけでなく悪い評価をつけるなどし文章も巧妙化(食べログとか)

昔ながらの電話やハガキなら本物の正しい情報かもしれません。

おおしま屋のホームページあり↓

http://www.oshimaya.jp/ (楽天市場店は「おおしま屋」)
熊本県宇城市

中間業者抜かして直接ネット販売。今なら誰でも想像つくと思いますが、気がかりが一つ。

これやられると困るのは当然、中間業者となります。

おおしま屋さんはJAなどとの関係をどうしてるんだろうか?これは検索しても出てこなかった。本社のある地域にも普通にJAとかあるようですし。。。どのように上手くやってるのか?

というのも北海道の酪農というテーマで規制がある大変な現状をテレビで放送してた回が記憶に残っていたからだ↓

2018年8月に放送されたの番組(ガイアの夜明け)

巨大規制に挑む!~バターの闇 新たな戦い~

いま、バターを巡るある挑戦が、いよいよ実現に向けて動き出していた。目標は「なるべく価格を抑えた、おいしい国産バター」。
それを支える大きな転換点のひとつが、今年4月の法改正。「半世紀ぶり」に、生乳の流通が自由化された。生産者が出荷先を選べることになったのだ。自らの努力と経営の才覚次第で、事業を大きくできる可能性がもたらされるはずだった。しかし、その行く手には、「半世紀」以上にわたってそびえる”壁”の存在が…。
日本の農業を強くし、世界の市場で付加価値のある日本の農産品を販売する−−。国が掲げる農政の大きな目標だが、一方で「生産者を守る」ための”規制”も存在する。そうした巨大な規制は、農政の目標実現に見合ったものなのか。そしてその規制は、消費者が望む農産品を、適正な価格で提供することができているのか。
「巨大”規制”に挑む!〜明かされるバター不足の闇〜」(2016年11月放送)から続くシリーズ第3弾。酪農の現場から改めて日本の今を見つめ、そこに横たわる課題と、日本の農業が秘める将来への可能性を考える。

当時偶然この番組を見て内容が印象に残ったのを覚えている。

ネットで検索すればそのが何なのかはわかるんですが、当時はそれが上手く機能していたのでしょう。

現代に合わせて上手く進化できているのか??

特に今はコロナウィルスの時期なのでネットを上手く活用できている職場とそうでない職場で成果が歴然の差となって表れて来そう。

あ、忘れてた、最後に5番!

5.お電話で旬の情報をお知らせ
果実には旬があります。食べ頃は農家さんが一番 知っています。農家さんから知らせが入ると、即日お 客様にお知らせの電話を差し上げます。ダイレクト メールなどでは間に合わないのです。

ええ!!

電話が来る可能性が。。。?

電話は一人暮らししてる年配の方なら喜ばれるかもしれませんね!

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