斜向かいは石造りの奇抜な外観が目を引く炉端焼き『ノアの方舟』・『Zepp Sapporo』もすぐそこ
中島公園から程近くのオリエンタルホテル1F
萬珍閣
日が暮れると周辺はやや暗がりに感じますが、赤い看板が煌煌と輝き目印にもなる本格中華料理店へ中島公園の散策帰りに立ち寄ってみました
中国の香りが漂う店内は、ビジネスホテル内のレストランだからかカジュアルな雰囲気で堅苦しさは無し
プレミアムモルツ(樽生) ¥460+税
まずは喉を潤すビール!
何と、サービスでおつまみ付き!
そして、この茹で落花生が只者ではなく口の中に放り込むと異国の香りが広がる刺激的な味
オーダーした料理にも期待が膨らみます
入店時の先客は2組の中華系の方々のみでしたが、あれよあれよと後客で賑わう店内に。そして、ほぼ中華系の方々に私たちと他1組だけ日本人
故郷の味を求め訪れる方が多いような印象を持ちました
38.花椒塩で食べるレンコン豚挟み揚げ ¥750
※メニュー表の料理は番号付きで、番号でオーダーするとスムーズ
ビールを1杯飲み終わる頃にまず登場した料理は、取っつきやすい味ですが蓮根に挟まる具材に混ぜ込まれた中国スパイスとパラリとふられた花椒の香りで
異国の風味が香ります
10.セロリと牛肉の水餃子 ¥680
続いては、個人的に具材の組み合わせがユニークに感じた水餃子!
一緒に登場したカスターセットには、ラー油や醤油・酢など日本の餃子のタレの定番調味料も並びますが
“黒酢で食べるのがお勧めですよ!”と、スタッフからの案内
半信半疑で黒酢にちょこんと付けて食してみると、もっちもちの皮に牛肉と特有の風味を放つセロリにコクのある酸味の黒酢が絶妙にマッチし味を更に引き立ててくれます
初めて食す味は新鮮であると共に美味で、ビールが進みます
紹興酒「塔牌」(陳3年) ¥400+税
紹興酒も飲みたいという相方が、”辛口ですっきりした味わい”との添書きに惹かれ陳3年をロックでオーダー
3.タラと野菜の四川風辛味煮込み ¥1,080
そして、今回オーダーした中で一番刺激的な味の料理は唐辛子の辛さと花椒のシビレが効き、エキゾチック感が満点の鱈の煮込み料理
たっぷりと入る鱈に加えキャベツや青菜・もやし等の野菜もふんだんに盛り込まれた逸品は、中華圏独特の味と香りが五感を刺激します!!
中国・東北地方の家庭料理の定番だという茄子・じゃがいも・ピーマンの料理の地三鮮や、仔羊肉のクミン炒めに大海老の萬珍閣風など
そそられる料理が他にもたくさんメニューに並んでいたのですが、相方と2人だと3品が限界。しかも美味しいのに残してしまい、持ち帰りは可能か伺うと快く容器を用意して下さいました
翌日、ご飯と一緒に美味しく完食!
異国へ旅することが容易ではないこのご時世の中、日本式の中華料理とは異なる本場の味と香りに良い刺激を頂き口福な札幌の夜になりました
ごちそうさま
以前にランチタイムで利用した際の料理は、日本風な中華料理
2通りの楽しみ方が可能な札幌の中華料理店なのです!
さて、店を後にし
もう1軒と思いすすきの方面へ歩き出すもこの夜は突風が吹き、4月だけれども体感温度は本州の冬並みで大人しく帰路へ
そうそう、店を訪れる前の中島公園散策
池で泳ぐ鴨に
春らしい花
夕暮れが迫ると、まだ木に葉も花もなく寂しい風景に映ります
一瞬、丹頂かと思いましたが、違いますね..。なんて名前の鳥なんだろう?
春を探しながらゆっくり中島公園を散策した後に、歩いてすぐの『萬珍閣』へというコースでした
萬珍閣 ドリンクメニュー
4種類の紹興酒に加え、2種類の白酒(パイチュウ)もメニューに並びます
“強烈な味と強い香り”の文字に惹かれた相方は紹興酒の後に試そうとしていましたが、結局ビールにリターン
どんな味なんだろう?
ビールは生・中瓶共にプレミアムモルツと青島ビール(瓶)
その他、ハイボールや焼酎・日本酒に加え中国のワインや果実酒も揃います
中国山東省出身の料理長が生み出す本格中国料理のメニューは全てHP上に掲載されています。食べログページのお店提供のメニューの方が写真付きで見やすいかもしれません
関連記事
同じような料理でも横浜の『口福館』はまた異なる味で、中国料理は奥が深い!
どちらの店の料理も滋味深く、辛い料理が好きな方にお勧め
台北の食堂の水餃子
ホーチミンの中華街の食堂の水餃子