ベトナム自炊生活38 ホーチミンの市場で仕入れた舌平目が安くて旨い!!

タイ・パタヤ(海辺の街)では朝早く起きれば、活きの良い魚介類が手に入ったのですが、ベトナム・ホーチミン(都会)に移動し、鮮度などを考慮すると魚介類を購入するのに敬遠気味になりつつあります

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そんなホーチミンの市場で、魚屋を覗くと先客のおばちゃんが真ん中の薄っぺらい魚を4尾お買い上げ。そして、魚屋の店主が捌くのを見ていると皮をべロッと剥ぐ!あ、これ、舌平目だ!!

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舌平目 50,000vnd/2尾

私も2尾頂戴な!とお買い上げし、鱗を取り皮を剥いでもらった後、オーバーリアクションで『それ以上は何もしないで!!』と、伝え舌平目の原型を留めたままお持ち帰り出来ました。☆ホーチミンの魚の捌き方は、はさみでチョキチョキあちこち切ってしまって、魚らしくなくなってしまうのです(;´∀`)

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1尾は卵つき!!実は、舌平目を原型で見るのが初めて。日本だとカットされたフィレ状で売られているので、ちょっとワクワク。エラが凄く外しにくく、内臓を取るのに悪戦苦闘しました

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舌平目の塩焼き

購入時のチェックでも鮮度は良く、下処理の際のエラの色も鮮血だった舌平目。どうやって食べるか?舌平目と言えばムニエルですが、敢えて塩焼きにし魚事態の味を楽しもう作戦に!!舌平目の様に、淡泊な身にはこってりソースも合いますが、鮮度が良かったので臭みもなくあっさり食したい時にもってこいの一品に仕上がりました →レシピは最後に掲載

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魚のある食卓は最高!!

ビールが進むおつまみができあがり、いつもより心なしか浮かれるホーチミンでの晩酌タイム。他に、イカも同じ魚屋で鮮度が良いのがあり購入し、我が家の食卓の中では豪華バージョンになりました。イカもおいしく出来上がったので、レシピ付きで次回へ


舌平目の塩焼き レシピ

下処理

① 舌平目の鱗・内臓などを取り除き、綺麗に洗って水気を取った後、塩をまんべんなくふり、チャイン(ベトナムライム)1/2個を絞り全体に行きわたる様に擦り込む ※チャイン(ベトナムライムの量は1尾に対しての量)

調理

② ①を冷蔵庫で15分程休ませ、キッチンペーパーなどで水気をしっかりきり、軽くブラックペッパーをふってから、温めたフライパン(ジュッというくらい)に半身にオリーブ油を少量塗り、オリーブ油を塗った方から蓋をして3分焼く ※火加減は中火

③ 3分経過したら、裏返し反対の身も3分蓋なしで焼き出来上がり

※①の下処理は、インドネシアの魚や肉の下処理法です。インドネシアでは、料理酒などを使わない方が多く(ムスリムの為、酒はご法度)、先人の知恵? ベトナムでもチャイン(ライム)は手に入り易いので、料理酒を切らしている場合にもお勧めの調理法

調理時間:約10分(冷蔵庫で休ませる時間を省く) 材料費:約27,000vnd/1尾